大阪に泊まろう!~大阪のオススメホテル~


 

ホテルプラザ

美味しい食べ物に見所いっぱいの観光地、あったかくて面白い人々で溢れている大阪。遊びに行くもよし、ビジネスに行くもよし。大阪の魅力は日帰りでは味わいつくせません!大阪にはこれまた魅力的なホテルや旅館がいっぱいあるんです。大阪に行く際にはぜひとも泊まりたいオススメ宿泊施設を紹介しちゃいます!!

ホテルプラザ

ホテルプラザはかつて大阪市北区大淀南二丁目に存在したホテルです。朝日放送関連会社で、朝日放送の迎賓館の役割としても知られていました。一軒目からもう存在しないホテルかよっ!と突っ込みたくなる気持ちは分かりますが、ここは私がぜひとも泊まりたかった憧れのホテルだったのです。なので、もはや建物自体も残っていませんが、紹介させていただきます。このホテルの初代社長は住友銀行の頭取であった鈴木剛です。また、かつては元ABCアナウンサーの乾浩明も社長を務めたことがある由緒正しきホテルです。

ホテルプラザの歴史

開業時

1969年に当時の朝日放送社屋であった大阪タワーの南側に建設されました。地上23階建ての建物は、建設当時の大阪では最も階数の高い建物でした。そのため、隣接する大阪タワーの南東方向の眺めが悪化し、地上102mの眺望が売りだった大阪タワー展望台の利用客が減少する一因ともなりました。

衰退期・終焉

全盛期には1平方メートル当たりの営業収益は業界ナンバーワンといわれ、多額の利益を計上して優良企業と見られた時期もありました。しかし1992年にホテル阪急インターナショナル、1993年にウェスティンホテル大阪、1997年にザ・リッツ・カールトン大阪がそれぞれ開業したことにより、梅田のホテル戦争が激化します。ホテルプラザは創業当時からほとんどリニューアルされず、小規模の改修を行ったのみであったため、ホテル自体が老朽化、またシングルルームは20平方メートルに満たない狭い部屋が多く、梅田から少し離れていることなどから有効な対抗策を打ち出せず、経営環境が悪化します。開業から30年経った1999年3月末をもってホテルは閉鎖され、会社自体も清算されました。

現在

閉鎖後は、IDC大塚家具が梅田ショールームとして下層階にテナントとして入り、塔屋には「THE PLAZA」の文字が入ったまま残されていました。しかし、朝日放送が福島区に建設した新社屋へ2008年に移転し、IDC大塚家具が梅田ショールームを大阪南港ショールームへ統合するために2010年12月31日限りで閉店することになりました。それに伴い、建物自体も解体されることとなりました。2011年2月1日から竹中工務店によって解体工事が行われ、跡地には医療施設が建設される予定となっています。解体には同社が開発した「竹中ハットダウン工法が導入されました。

閉鎖の理由

閉鎖に至った原因は建物老朽化の他に人件費比率の高さも指摘されています。ただし放送局の親会社と同水準の給与体系が適用されたわけではなく、あくまでも在阪のホテルと比較してのことでした。また、レストランが充実し24時間のルームサービスも実施していたため、従業員のうち料理人が占める割合も他のホテルよりも高かったのです。その結果、末期には支出に対する人件費比率が50%近くにのぼり、赤字決算が続いていました。また、1988年に約70億円を投資して淡路島に「ホテルプラザ淡路島」を開業したものの、経営不振から1994年に閉鎖してしまいます。撤退に伴う損失処理に追われ、本体への設備投資が、競合が激化し最も必要だった時期に後手に回ったことは否めません。さらに、親会社の朝日放送が、デジタル放送を開始するための放送設備費用を確保しなければならなかったことや、社屋の将来的な建て替え問題などを考えた結果、これ以上の追加投資は不可能と判断したためといわれています。

プラザホテルの魅力

プラザホテルはリーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールドに加盟し、24時間対応のルームサービスやホテル特製缶詰の販売を日本で初めて実施したほか、専属の楽団「プラザストリングス」の編成、プラザ・ミステリーツアーなど、隣接の朝日放送と連携しながら斬新な企画力と高品質のサービスを展開し、戦後における日本のホテルの先導者的な役割を担ってきました。特に料理においては、日本屈指の品質を誇ったことから同ホテルは「味のプラザ」と称され、日本国内外問わず多くのファンを抱えていました。23階にフランス料理「ル・ランデヴー」とカクテルラウンジ「ビスタラウンジ」・「サンダウナーバー」があり、4階には、欧風料理「ベルベデアー」・中国料理「翠園」・日本料理「花桐」・鉄板焼「淀」・「ブルーベルバー」、1階には、メインバー「マルコポーロ バー」・コーヒーショップ「プラザパントリー」・「ティーラウンジ」をそれぞれ配しており、料飲部門は極めて充実していました。ホテルの閉鎖後、レストランに在籍していた料理人は他のホテルに転職した人もいますが、ホテルプラザがあった福島界隈に新たに店舗を開業する人も多く、そのほとんどが当時からの愛好者に加えて口コミで広がりリピーターを獲得するなどしています。また、中国料理「翠園」のようにレストランごと独立開業したケースもあり、今でも「味のプラザ」は健在です。また、4階に日本庭園・プラザファションプール、地下1階には「プラザショッピング・アーケード」がありました。宴会場は、「聚楽の間」「醍醐の間」の大宴会場を始め、大小15ほどの部屋がありました。また、22階にはSF小説家・小松左京の事務所もありました。梅田駅からは少し離れていますが、大阪駅とホテル間を結ぶ送迎バスが走っており、アクセスも良かったため、大変人気のホテルでした。

系列ホテル

ホテルプラザ淡路島

兵庫県南あわじ市にあるホテルです。ホテルプラザが撤退した後は、地元資本のホテルニューアワジが買収し、「ホテルニューアワジ プラザ淡路島」と名称を変えて営業をしています。シンボルマークのデザインは当時と同じものを使用しているため、ホテルプラザの名残を感じることが出来ます。

ホテルプラザ神戸

神戸市東灘区六甲アイランドにあるホテルです。当初はホテルプラザと大成建設の共同出資で設立しました。ホテルプラザの廃業を機に大成建設の単独経営となりましたが、その際に総料理長などホテルプラザのスタッフが移籍しています。シンボルマークも旧ホテルプラザのものを引き継いでいます。

ホテルプラザ勝川

愛知県春日井市にあるホテルです。当初はホテルプラザの子会社が出資し、運営受託も行う予定で名称が付けられたのですが、開業準備中にホテルプラザ本体の閉鎖と清算が発表されたため、他のホテルが支援を肩代わりして開業にこぎ着けたものです。シンボルマークのデザインやロゴタイプの書体は現在も旧ホテルプラザと同じものを使用しています。

朝日放送(ABC)との関係

ABCテレビの長寿番組「新婚さんいらっしゃい!」では出場記念品としてディナー付き宿泊券と「味のプラザギフトセット」が贈呈されたことで、全国的な知名度も少なからずありました。ホテルプラザ閉鎖後は、番組の収録が行われているリサイタルホールがある、新朝日ビル内のリーガグランドホテルの宿泊券が贈呈されるようになりました。しかし現在は贈呈も無くなり、収録も新社屋内にあるABCホールに移っています。また、同じくABC制作の「ラブアタック!」では、賞品がこのホテルのレストラン「ヴェルヴェデアー」のディナー券でした。また当ホテルのフランス料理フルコースの早食い競争も行われていました。閉鎖前年にはABCラジオの人気番組パーソナリティーたちが担当番組内で「ホテルプラザでディナーショーをやる」との企画を上げた際には、チケットは即日完売だったとの逸話も残っています。

30年の歴史

先述したとおり、このホテルは私がいつか泊まりたいと憧れていたホテルでした。出来たばかりの頃は、大阪一の高級ホテルとして評価も高く素晴らしいホテルだったのですが、建物が古くなるにつれあまりいい評判を聞かなくなり、いつの間にか閉鎖されていました。閉鎖されたあとも、10年以上に渡って建物が放置されていたため、2011年の解体開始には寂しい反面、やっとか・・・という安心感もありました。一時期は賑わっていた地区だけに、閑散としているあの辺りを歩くと感慨深いものがあります。跡地には病院ができる予定とのことですが、それがきっかけでまたあの地域が活気付いてくれることを願うばかりです。

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